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〒467-0012 名古屋市瑞穂区豊岡通 3丁目6-2
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股関節疾患者の方へCONCEPT

股関節疾患について②

 今回は、「股関節症の方が、注意すること、予防や維持、改善」について触れていきます。

早期発見とセカンドオピニオン
 足の爪が切りにくい、長時間歩くと足の付け根が痛くなる、仙腸関節のあたりが痛く、同時に膝、腰が痛いと訴えられたら、早期に整形外科を受診するように勧めています。整形外科といえども専門分野がありますから、ネット等で股関節専門の病院を検索し受診されると良いと思います。セカンドオピニオンが必要になる可能性や、経過観察する為にもレントゲン写真を自身でも保管することをアドバイスしています。人任せにすることもなく、自分の関節を知り、管理していくという意識はとても大切です。

減量 ~飢餓状態になるまで口に口にしない~
 腰を始め膝関節症、股関節症の方は、急激な肥満が要因の
1つになっているケースがあります。痛みがあるとつい運動を控える、長時間歩けないなど『ないない』づくしとなり、筋力が低下します。食事をコントロールしない限り消費量より摂取量がプラスになり、それが積み重なると、体重増加と悪循環に陥ります。関節に負担が増え、症状が進行しやすくなります。私が取り組んでいる方法は、食べたいと思うまで、食事をとらないようにしています。
 現代人はお腹が空いていないのに、つい目の前にあるものを口にしてしまう習慣があり肥満や動脈硬化などの生活習慣病が増えたと言われています。朝食は、しっかり摂るという常識を覆し、牛乳と野菜サラダだけにして炭水化物を減らしました。飢餓状態になるまで食べない習慣をつけると、頂いたお菓子などつい口にしていた間食をなくすことができます。朝の炭水化物を抜く習慣をつけると、昼や夜の食事の量も減ってきました。1日の中で、短時間でもウォーキングの時間を作ったり、家でのトレーニングを行うようにしています。長い間培ってきた食生活の習慣を断ち切ることは、強い意志がいりますが、焦らず取り組んでいきましょう。
体幹・中臀筋トレーニング
 体重をかけ反力を受けることで筋力は発達します。しかし、痛みがあることで、荷重することを無意識に避けている傾向があります。その為、脚筋力の左右差が大きくなり、関節可動域も減少し、歩行のリズム、左右の腸骨や仙骨の動きがスムーズに動かなくなります。その為、骨盤の左右の傾きが大きくなったり脊柱に側弯が現れたりします。1日の大半を占める「立つ、歩く、座る」という動作時の荷重をできる範囲で均等にしていくことが、筋力差を抑えることができる理想ですが、関節に痛みがある場合、頭では理解していても、現実難しいことが多いようです。それを少しでも理想に近づけるために、本来の骨盤、脚、膝、足関節の動きを理解しその動きをイメージしたり練習すること、スーッと伸びた体幹を意識した歩行練習をすることなどがあげられます。
 体幹トレーニングや中臀筋トレーニングは必須です。正しい体幹を脳に常にアップデートするために毎日体幹トレーニングを行うとよいでしょう。
執着しない ~良い方を動かす・前向きな思考~
 痛みや違和感があることに執着し、無理をして動かそうとする代償動作と逆に全く動かさないようにしてしまう場面も多く見受けます。逆に良い方を何回か動かし、その時の良いイメージ(スムーズに動ける、本来の動き)で、疾患側を動かしてみましょう。良いイメージが脳に働き、動作に好影響を及ぼします。思考は、姿勢や体重の管理に影響を受けます。焦らず、前向きな思考を心がけましょう。
薬の服用
 正しい動きを導ける手段として上手に薬を服用することもポイントです。

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